あなたが、2020年東京オリンピック・パラリンピックで通訳ボランティアとして活躍したいと考えているなら、国家資格である通訳案内士の資格を取ることをお勧めします。
そして、そのためにはTOEIC Listening & Reading(L&R)のテスト構成を知っておくことが、試験突破の最初の一歩です。
目次
TOEIC Listening & Readingのテスト構成
TOEIC Listening & Readingは、
- Listening Section(45分100問)
- Reading Section(75分100問)
で構成されています。
回答はマークシート方式です。
Listening Section(45分間・100問)
Part1 | 写真描写問題 | 10問 |
---|---|---|
写真をみて、その写真を的確に描写しているものを選ぶ | ||
Part2 | 応答問題 | 30問 |
質問または文章を聞き、その質問または文章に対して最もふさわしい答えを選ぶ | ||
Part3 | 会話問題 | 30問 |
会話を聞き、質問に対して最もふさわしいものを選ぶ | ||
Part4 | 説明文問題 | 30問 |
アナウンスやナレーションのようなミニトークを聞き、質問に対して最もふさわしいものを選ぶ |
テストは英文のみで構成されており、和文英訳・英文和訳といった設問はありません。解答方法の指示も英文のみです。
リスニングセクションでは米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランド含む)のバラエティに富んだ発音で出題されます。
Reading Section(75分間・100問)
Part5 | 短文穴埋め問題 | 40問 |
---|---|---|
文章を完成させるために、最もふさわしいものを選ぶ | ||
Part6 | 長文穴埋め問題 | 12問 |
文章を完成させるために、最もふさわしいものを選ぶ | ||
Part7 | 読解問題 | 48問 |
いろいろな文章を読み、質問に対して最もふさわしいものを選ぶ |
なぜ通訳案内士の資格取得にTOEICが必要なのか?
通訳案内士の資格取得になぜTOEICが必要なのでしょうか?
それは、通訳案内士の試験には免除制度があるからです。
通訳案内士試験の外国語(英語)筆記試験は、以下の条件のもとで免除になります。
TOEIC Listening & Reading(L&R)スコア840以上
TOEIC Speaking スコア150以上
TOEIC Writing スコア160以上
以上3つのいずれかを出願時に申請すれば、外国語の筆記試験が免除になります。
英語以外の外国語試験の免除については【資格・試験・免除項目】東京オリンピックのボランティアで注目を集める「通訳案内士」とは?を参照してください。
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【資格・試験・免除項目】東京オリンピックのボランティアで注目を集める「通訳案内士」とは?
2020年の東京オリンピック・パラリンピックのボランティアで注目を集める「通訳案内士」の資格について ...