通訳者として仕事をするためには、3つのステップを踏む必要があります。
しかし何も難しいことはありません。
しっかりと確認をして、地道にコツコツとやっていくことが、通訳者になるための一番の近道です。
目次
ステップ1 語学力を磨く
語学力を磨く方法は1つではりません。
- 独学で英語を勉強する
- 通訳学校が併設している英語専修コースで学ぶ
- 高校や大学、大学院で長期留学をする
- 短期の語学留学をする
- 海外に滞在し、現地の教育を受ける
独学の中には、オンライン英会話や英語教材などがあります。
ネイティブの講師とマンツーマンでレッスンができたり、TOEIC対策ができるオンライン英会話を選ぶと効果的です。
オンライン英会話には無料体験レッスンがありますので、まずはこれを利用してみるといいでしょう。
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ステップ2 通訳スキルを磨く
通訳スキルを磨く方法として、以下の4つの方法が一般的です。
1. 民間の通訳スクールに通う
民間の通訳スクールに通うことが一番一般的です。
専門のスクールで効率よくスキルを学べ、通訳基礎、逐次通訳、同時通訳と、段階を追って指導してもらえるのも魅力です。
スクール卒業後に系列の人材派遣会社やエージェントを介して仕事が受注できる場合もあります。
2. 日本の大学や大学院に設置されている通訳コースで学ぶ
日本国内の大学や大学院の中には、授業の一環として通訳訓練を行うところもあります。
ただし、授業だけで通訳者のプロになれる人は稀で、通常は民間の通訳スクールでさらにスキルを磨くための訓練を受けることになります。
3. 海外の大学や大学院に設置された通訳・翻訳コースで学ぶ
海外の大学や大学院には日本語と外国語の通訳・翻訳コースがあり、これらのコースを修了して通訳者になる人もいます。
4. 独学で勉強して、通訳訓練を受けずに通訳者になる
帰国子女や留学経験者には、OJT(On-the-Job-Training:職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育のこと)で通訳スキルを身に付けたいという人もいます。
芸能やスポーツ関連など、特殊な特定分野に深い知識を持っている人に多い傾向があります。
ステップ3 通訳の仕事を始める
スクールに通う多くの人が、訓練を受けながらOJTで通訳実務経験を積みます。
通訳の仕事は難易度も異なりますので、通訳者の経験やスキルのレベルに応じて仕事も異なります。
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