通訳案内士の仕事は、国家資格を取得してから本当の勉強が始まるといっても過言ではありません。
それほど、仕事をしながら学ぶことが多いともいえます。
そのためにも、通訳案内士資格は短期合格を目指し、効率的に勉強をしましょう。
1. まずは「試験内容」を知ることが大事
通訳案内士試験を受験するにあたって、まず第一に大事なことは「相手」を知ることです。
- 試験の日程
- 試験内容(科目、時間、など)
- 試験方法(一次、二次)
- 免除制度
これらの基本的な情報は、いち早く入手しておくことは最低条件です。
試験内容では、国土交通省の発行している「観光白書」というものがポイントになります。
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国土交通省の「観光白書」が通訳案内士試験対策として重要な理由
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そして、各科目には免除制度があり、ある一定の条件をクリアしていれば試験が免除されますので、これは是非とも利用したいものです。
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2. 合格までのスケジュールを立てる
通訳案内士試験に合格するためには、自分の長所と短所を知り、それに合った合格までのスケジュールを立てることが重要です。
そして、合格するためには「いつか合格したい」ではなく「1年後、もしくは2年後に合格する」というように、短期間で合格するような気概を持って臨みましょう。
筆記試験の勉強には過去問が第一です。
どのような試験内容で、どのように問題が出されるのかを把握できて、試験対策が立てやすいので必須です。
これらの参考書や過去問をしっかりと勉強しておきましょう。
詳しくは通訳案内士試験合格のために必要な参考書や過去問まとめをご覧ください。
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通訳案内士試験合格のために必要な参考書や過去問まとめ
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3. 合格までに「やるべきこと」を確認する
通訳案内士試験には、一次試験と二次試験があり、一次試験に合格した人だけが二次試験に進むことができます。
一次試験は英語などの外国語のほかに、日本の文化や歴史などの一般常識を求められ、合格率は平成27年の試験で29.3%(受験者の7割が脱落)と難関です。
しかし、一次試験に合格すれば二次試験の合格率は一気に69.1%に跳ね上がります。
試験突破の鍵は通訳案内士試験の難易度と合格率、試験突破のポイントは一次試験にありにまとめていますのでご覧ください。
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通訳案内士試験の難易度と合格率、試験突破のポイントは一次試験にあり
報酬を受けとって外国人に通訳ガイドをする場合、国家資格の通訳案内士資格が必要になります。 これは通訳 ...
二次試験は「口述試験」とも言われていて、ここではロールプレイング方式で試験が行われます。
口述試験は、日本の観光地等に関連する地理、歴史並びに産業、経済、政治及び文化についての主要な事柄のうち、外国人観光旅客の関心の強いものを題材として、受験者に通訳案内の業務を擬似的に行わせることにより実施するものとする。
引用:通訳案内士試験ガイドライン
一次試験と異なり、二次試験では「より実践的なコミュニケーションスキル」が問われます。
仕事をしながら、家事をしながら試験合格を目指すのであれば、余計に効率的な英語力の上達のための勉強法を見つける必要があります。
そこで活用したいのが、24時間365日、自分の好きな時間に英語の勉強ができるオンライン英会話です。
二次試験に最適なオンライン英会話は通訳案内士の二次試験(口述)の傾向と対策、試験合格におすすめのオンライン英会話にまとめていますのでご覧ください。
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通訳案内士の二次試験(口述)の傾向と対策、試験合格におすすめのオンライン英会話
通訳案内士は国家資格です。 一次試験は、外国語、日本の地理・歴史、一般常識を問われる内容となっていて ...
4. 「1年合格」を目指すか、「2年合格」を目指すか確認する
1年後の合格を目指すか、2年後の合格を目指すかを決める前に、試験の日程を知っていないとこれを決めることはできません。
一次試験・・・8月実施
二次試験・・・12月実施
このように、通訳案内士試験は1年に1回しかありませんので、あなたが「試験を受けよう」と思ったときがいつかによって、試験までの残り時間が決まりますので、おのずとどちらになるかが決まります。
試験勉強はもちろんのこと、願書の取り寄せや手続きなどを考えると、1年で合格を考えるよりも2年で合格を目指す方が現実的です。
これは、
- 試験内容に慣れる
- 試験会場と雰囲気を知っておく
- 会場までのアクセスなどを確認できる
- 勉強仲間ができる可能性がある(今後の励みになる)
- 試験を受けることで自分の知識の過不足がわかる
などのことがわかるからです。
試験を受けることによって、自分の知識で十分でないところがわかれば、それ以降の勉強の仕方もずいぶんと変わるでしょう。
それまでの勉強プランを練り直すこともできますし、より効率的に勉強することができるようになります。
試験対策で最も重要なこと
- スタートを早めに
- 地道にコツコツ続ける
- 1年目の試験を受けて、知識の過不足を確認する