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五輪ボランティア情報

2020年東京オリンピック・パラリンピックのボランティアの活動内容・なるために必要なこととは?

投稿日:2017年1月18日 更新日:

東京オリンピックのボランティアってどんなことをするの?
それでは、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのボランティアについてご紹介します。
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東京オリンピック・パラリンピックのボランティアについて

この章でのポイントまとめ

東京オリンピック・パラリンピックでは9万人のボランティアを想定

ボランティアには、大会ボランティア(大会に直接的に関与)と都市ボランティア(観光ガイドや交通案内など)がある

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京都は、東京2020大会の開催に向けたボランティアの基本的な考え方をまとめた「東京2020大会に向けたボランティア戦略」を作成しました。

この中から、東京オリンピック・パラリンピックのボランティアの基本情報を抜粋しながらまとめていきたいと思います。

東京オリンピック・パラリンピックでは9万人のボランティアを想定!

2012年ロンドのリンピックでは、大会ボランティアと都市ボランティア合わせて約7万8,000人、2016年リオオリンピックでは約5万人のボランティアが活躍しました。

そして、2020年東京オリンピック・パラリンピックでは大会ボランティアと都市ボランティアを合わせて約9万人以上の活躍を期待しています。

どんどん増えてますね!
  • 大会ボランティア・・・組織委員会が募集・研修・運営
  • 都市ボランティア・・・東京都が募集・研修・運営
募集は9月26日から!

2020年東京オリンピックのボランティア応募は、9月26日より開始とアナウンスされました(2018年9月情報更新)。

詳しくはこちらをご覧ください。

>>>東京オリンピック公式サイトボランティア募集ページ

日本ならではの「おもてなしの心」を世界に発信しよう!

東京オリンピック・パラリンピックのボランティアは、世界に日本の魅力を発信するためにも、大会ボランティア・都市ボランティアともに日本ならではの「おもてなしの心」や「責任感」などの日本人の持っている強みを生かした活動をすることが必要です。

「おもてなし」は日本人の心ですね。

また、ボランティア一人ひとりが、自ら進んで活動に参加し、自分の役割を心から楽しむことで、「チーム」として笑顔でいきいきと活動する姿勢は選手や観客にも伝わり、大会全体の雰囲気を盛り上げるとともに、大会の魅力を高めていくことも繋がっていきます。

このようなボランティアの精神が、「全員が自己ベスト」「多様性と調和」「未来への 継承」と言う 3つのコンセプトを掲げる大会ビジョンの実現にも大きく貢献することになります。

【大会ビジョン】
スポーツには、世界と未来を変える力がある。
1964 年の東京大会は日本を大きく変えた。
2020 年の東京大会は、「すべての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」、「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」、「そして、未来につなげよう(未来への継承)」、を 3 つの基本コンセプトとし、史上最もイノベーティブで 世界にポジティブな改革をもたらす大会とする。

引用:東京2020大会に向けたボランティア戦略(本文)より

大会ボランティアと都市ボランティアの活動内容

大会ボランティアと都市ボランティアではその活動内容は異なります。

大会ボランティアの活動内容

大会ボランティアには以下のような活動があります。

※ボランティアの募集は2018年夏頃を予定しています

  • 会場内誘導・案内
  • ドーピング検査
  • ドライバー
  • スタッフ受付
  • ユニフォーム配布
  • メディア対応サポート
  • 言語サービス
  • 選手団サポート
  • 物流サポート
  • 物品貸出サポート
  • 持続可能性活動サポート(ゴミの分別案内など)
  • ID発行サポート
  • 競技運営サポート
  • 医療サポート

都市ボランティアの活動内容

都市ボランティアでは、主に以下の2つの活動が求められます。

※ボランティアの募集は2018年夏頃を予定しています

  • 空港、主要ターミナル駅、観光地等に設置するブースにおいて、選手・大会関係者や、国内外からの旅行者に対する観光・交通案内
  • 競技会場の最寄駅周辺において観客への案内等

大会ボランティアと都市ボランティアについてさらに詳しく知りたい人は2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会ボランティアと都市ボランティアの違いをご覧ください。

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東京オリンピック・パラリンピックでの通訳ボランティアについて

この章でのポイントまとめ

語学力が高い人は、より重要なポジションを任される可能性が高い

ボランティア募集は2018年夏頃を予定している

募集までの準備として語学力の向上は必須

東京オリンピック・パラリンピックにボランティアとして参加しようと思うと、最低限の英語が必要だと思うかもしれませんが、決してそうでもありません。
え?そうなんですか?

「おもてなし東京(東京都観光ボランティア)」には英検2級以上の一定の語学力が求められますが、外国人おもてなし語学ボランティアでは、特に必要な語学力については明記されていません。

ただし、あなたが本当に東京オリンピック・パラリンピックをボランティアとして楽しみ、日本に来られる外国人に真のおもてなしをしたいと考えるのであれば、一定以上の語学力は身に付けておきたいですよね。

競技を観に来る外国人観光客をサポートしたいか、選手団をサポートしたいかによってもモチベーションは違ってくるでしょう。

語学力が高い人は重要なポジションに配置される可能性がある!

東京2020大会に向けたボランティア戦略にはこのように記載されています。

多言語対応
(1)対応言語、配布物等
ボランティアは、国内外からの大会関係者や旅行者にスムーズに対応する必要があることから、各拠点の立地状況やニーズを踏まえ、必要言語や外国語のスキルを有する人の配置等について検討していく。あわせて、地図やガイドブックなど配布資料の対応言語についても検討していく。

「必要言語や外国語のスキルを有する人の配置等について検討」とありますので、語学力に長けている人ほど重要なポジションを任される可能性が高いと言えます。

具体的には、英検、TOEIC、通訳案内士の資格などを有していると、より充実したボランティア活動が行えることも期待できます。
資格があったほうが活動の範囲が広がって充実しますね。

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今後のボランティア募集スケジュール

募集は2018年の夏頃から始まりますので、それまでに情報収集をしたり語学力を磨いたりと必要な準備をしておきましょう。

また、ボランティアの条件などもしっかりと把握しておきましょう。

以下が東京オリンピックのボランティアの募集スケジュールです。
  1. 検討・運営準備
    2017年~2018年
  2. 募集
    2018年夏頃
  3. 書類選考
    2019年~
  4. 面接
    2019年
  5. 採用決定
    2019年末頃
  6. 研修開始
    2020年

ボランティアの条件については東京オリンピック・パラリンピックでボランティアをするための条件とは?をご覧ください。

2020年東京オリンピック・パラリンピックを迎える前に、今からできる準備を!

2020年東京オリンピック・パラリンピックでボランティアとして活躍したいと考えている人は、まずは通訳ボランティアになりたいと言う人がほとんどでしょう。

通訳ボランティアになるためには「一定の語学力」が必要になります。

その目安として言われているのが、TOEIC840点以上です。
これはかなり頑張らなきゃいけないスコアですね。
はい、なるべく早い勉強のスタートがおすすめです!

詳しくはTOEICは何点以上必要?東京オリンピック・パラリンピックの通訳ボランティアに求められる英会話能力とは?をご覧ください。

また、通訳ボランティアとして一定の評価を得るためには通訳案内士の資格を持っていると有利です。

通訳案内士の資格は国家資格ですから、2020年東京オリンピック・パラリンピックで通訳ボランティアとして重要なポジションにつきたいと考えている人は、間違いなく取得しておきたい資格です。

今のうちに資格試験の内容や働き方などを確認しておきましょう。

試験内容や働き方については【資格・試験・免除項目】東京オリンピックのボランティアで注目を集める「通訳案内士」とは?をご覧ください。

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