東京オリンピックで活躍が期待される「スポーツファーマシスト」として薬剤師が転職する方法

2020年に開催される東京オリンピックでは、様々な業種の仕事が注目を浴びています。

そして今、薬剤師が「スポーツファーマシスト」として東京オリンピックで脚光を浴び始めています。

え？薬剤師ですか？

どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

スポーツファーマシストの役割と認定までの流れ

公認スポーツファーマシストは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師で、薬剤師の資格を有した方が、（公財）日本アンチ・ドーピング機構が定める所定の課程（アンチ・ドーピングに関する内容）終了後に認定される資格制度です。

スポーツファーマシストって、しっかりとした資格なんですね。

公認数は2014年度で5,896人と着実に増加しており、国民体育大会（国体）に参加する都道府県選手団への情報提供をはじめ、競技者・指導者に対する禁止薬物などのアンチドーピング知識の周知や啓発、また学校教育の現場などでの活動も視野に入れられています。

東京オリンピックでのスポーツファーマシストの役割

2020年に迫った東京オリンピックでは、薬剤師の「スポーツファーマシスト」としての役割が大きくなります。

一番のポイントは選手のドーピングの防止です。

ドーピングはしてほしくないですよね。

競技での記録更新のために利用されるドーピングですが、日本の場合 ”故意” ではなく ”うっかり” ドーピングを犯してしまうことが問題視されています。

風邪薬やサプリメントに配合されている成分がドーピング違反とは知らずに摂取してしまうケースがこれにあたります。

このような事態を防ぐために、薬剤師はスポーツファーマシストとして選手をサポートし、薬物が適切に使用されるようマネージメントすることで選手の健康とフェアプレー精神を守ります。

なるほど、故意じゃなくてもうっかり間違えないようにするためなんですね。

スポーツファーマシストになるには？

ＪＡＤＡスポーツファーマシスト認定プログラムは年度毎に実施されており、

で所定の成績を認めた者に対して4年間有効の認定証が発行されます。

認定後も実務講習会は毎年の受講が定められ、認定期間中の3年目もしくは4年目に基礎講習会の受講・確認試験を行う形で認定が更新されます。

認定までのスケジュールはこちら

スポーツファーマシストとして働くためには、まずは転職サイトに登録をすること

スポーツファーマシストとしての求人はまだまだ多くはありません。

そこで利用したいのが「薬剤師専用の転職サイト」です。

転職サポートのプロに任せることで、自分の希望の職場に巡り合う確率がさらに高まります。

転職が決まればお祝い金を受け取れるところもありますし、登録も無料ですので、必ず2社以上に登録するようにしましょう。

絶対に登録しておきたい薬剤師専用の転職サイト3つ

まだ登録していないと言う人はこの機会に登録しておきましょう。

登録が無料で、しかも転職が決まればお祝い金がもらえるところもあるのはいいですね。

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