外国人スポーツ選手やアーティストに付いて通訳をすることをメインの仕事とし、華やかな印象のあるジャンルの通訳です。
特に2020年東京オリンピック・パラリンピックで注目が集まる仕事の1つです。
このようなスポーツ・芸能関係の通訳に必要なスキル、実際に仕事をするにはどうしたらいいのかを解説します。
スポーツ・芸能関係の通訳の仕事内容
スポーツ関連の通訳では、練習や試合でのインタビュー、ミーティングなどのときに通訳が必要になります。
芸能関連では、映画で来日する外国人俳優や監督へのインタビューや記者会見、舞台挨拶、テレビ出演などで必要になります。
また音楽関連では、来日したアーティストのインタビューや記者会見、ツアーに付いて回り通訳をしたりします。
スポーツ・芸能関係の通訳で必要なスキルとは?
スポーツや芸能の通訳は、基本的に逐次通訳で行うため、通訳スキルは必須となります。
しかし、実際には現場によって仕事内容や難易度は変わってきます。
比較的優しいと言われている仕事
- 選手やアーティストなどのアテンド
比較的大変と言われている仕事
- 舞台挨拶や記者会見などの逐次通訳
- 選手や監督などの生活面でのサポート(マネージャー兼通訳)
さらに、請け負う仕事の内容によっては各分野の専門知識も必要になります。
野球・サッカーなどのルールから選手の名前や経歴や、主演映画の経歴など、は選手やアーティストとコミュニケーションを円滑に図るために最低限必要とされています。
業界知識がないと会話が成り立たないばかりか、相手が有名人であれば、本人のイメージを損なうことのないように通訳をするなど、細やかな気配りが必要になります。
スポーツ・芸能関係の通訳の仕事をするにはどうしたらいいの?
スポーツ・芸能関係の通訳の仕事をするには、今のところ2つの方法のどちらかで仕事を受注する必要があります。
それは、フリーランスと特定団体に所属することです。
フリーランスで仕事をする
フリーランスは、自分でホームページなどで売り込みをし仕事を受注する方法ですが、この方法を取っている人はまだまだ多くありません。
フリーランスの通訳への仕事の依頼は、通訳エージェントを介してされることもあるが、その大半は個人的な人脈や紹介で依頼されることがほとんどです。
フリーランスが行う主な仕事
- 単発のスポーツイベント
- 単発の映画や音楽イベント など
スポーツチームや劇団などの特定団体に所属して仕事をする
プロ野球チームやJリーグのような外国人選手が所属しているスポーツチームは、チーム側が通訳者を募集・採用しています。
また、外国人監督や脚本家、スタッフが頻繁に出入りする劇団などは専属の通訳がいる場合もあります。
体育会系の人向けの転職サイトもありますので、その中から募集している記号を探してみるのもひとつです。
詳しくは【スポーツ関連の転職】オリンピックに関わる仕事に転職する方法にまとめていますのでご覧ください。
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【スポーツ関連の転職】オリンピックに関わる仕事に転職する方法
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スポーツ・芸能関係の通訳の仕事を得るためにどうやって人脈を築くか?
個人的な人脈や紹介で仕事を依頼されるようになるには、ある程度の経験と信頼が必要です。
そのためには、映画会社や舞台制作会社、音楽プロモーターなど、興味ある業界に関わる仕事をして人脈を築き、チャンスを待つのも1つです。
狭き門であることは変わりませんが、それでも自分にできることを1つずつこなし、千載一遇のチャンスをものにして仕事が好評を得れば、リピートで仕事が来る可能性がグッと高まります。
まずは転職・就職サイトに登録をしてみたり、説明会に参加してみるところから始めてみてはいかがでしょうか?
派遣会社も積極的に活用していきましょう。
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