通訳案内士試験は語学系で唯一の国家資格で、合格率は19.3%(平成27年度)とハードルはかなり高めです。
しかも最初の一次試験の合格率は29.3%と、受験者の約7割がこの一次試験で脱落しています。
しかし、一次試験に合格すれば口述試験(面接官との外国語でのやり取り)でもある二次試験の合格率は69.1%と跳ね上がります。
このハードルの高い通訳案内士試験に合格するためには、発音が良くないと受からないのでしょうか?
大切なことは「情報を正確に伝えること」
通訳や通訳案内士として仕事をするとき、大切なことは「情報を正確に伝えること」です。
立て板に水のように流暢に話すことが大事なのではありません。
- 相手の話すことをしっかりと受け止める
- 情報を正確にわかりやすく伝える
このことが一番重要となります。
そのために必要なことは、
- スピードはやや遅めに
- 発音をクリアに話す
この2点です。
では、情報を正確に話すことができれば、本当に発音は問題じゃないのでしょうか?
答えは「NO」です。
通訳案内士試験の二次試験を担当する面接官は、英語を母国語にしている人が多いですから、あまり日本的な発音が多いとよい印象を持ってもらえないでしょう。
少なくとも、
- 母音が正確である
- bとV、fとh、lとr、thの発音がしっかりできる
- 長音と短音の区別ができる
これくらいはできる必要があります。
また、個々の単語の発音も性格であることにこしたことはありませんが、話すときには「区切り」やイントネーションも大切な要素です。
最低限の発音を習得するために必要なこと
最低炎の発音を身に付けるためには、地道な練習しかありません。
毎日コツコツ、発音の勉強をし、できればネイティブと話す機会を増やすことが一番の近道です。
ネイティブと話す機会を作るためには、留学をしたほうがいいのかと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
もちろん留学ができれば、それ相応の効果はあると思いますが、時間や金銭面でなかなか簡単なことではありません。
そこで利用したいのが、オンライン英会話です。
オンライン英会話には以下にような特長があります。
オンライン英会話の特長
- 留学よりも費用が少なくすむ(1レッスン数百円のものも)
- 24時間365日、自分の好きな時間にレッスンを受けることができる
- インターネット環境さえあれば、パソコン・タブレット・スマホでレッスンを受けることができる
- ネイティブの講師とマンツーマンやグループレッスンを受けることができる
- 契約前に、お試しで無料体験レッスンを受けることができる
世の中には、オンライン英会話にはたくさんの種類がありますが、通訳案内士試験のために適したオンライン英会話もあります。
発音を良くしたいなら、ネイティブとの会話をたくさん経験する必要があります。
そして、特に口述試験のある二次試験に適したオンライン英会話を選ぶのであれば、EF イングリッシュライブを選ぶといいでしょう。
なぜEF イングリッシュライブが適しているのかは通訳案内士の二次試験(口述)の傾向と対策、試験合格におすすめのオンライン英会話にまとめてありますので参考にしてみてください。
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通訳案内士の二次試験(口述)の傾向と対策、試験合格におすすめのオンライン英会話
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