2020年の東京オリンピック・パラリンピックで通訳ボランティアをしたいと言う人が増えています。
通訳ボランティアを通して貴重な経験をするためには、日本の文化や歴史などはもちろん、外国の文化や歴史などにも精通し、コミュニケーションが取れることが必要です。
そして、最低限の英会話のスキル(語学力)も必要になります。
東京オリンピックが開催されるまで3年を切り、これから英語力を上達させるためには効果的な方法を選ぶ必要があります。
そこで、英語力の上達に欠かせない「オンライン英会話」と「英語教材」どちらを選べばいいのか、選ぶ基準は何かをまとめてみたいと思います。
目次
仕事に趣味に忙しい人あなたは「オンライン英会話」
オンライン英会話が人気の理由は「いつでも」「安く」「手軽に」利用できるということです。
Skype(スカイプ)が利用できるネット環境さえあれば、自宅のパソコンやスマホでいつでも英会話を習うことができます。
また、「レッスン開始の15分前までなら予約可能」など、急に時間が空いたときなどにも手軽にレッスンを受けることができるのも魅力の1つです。
英語力を上達させるためには、毎日の積み重ねが必要になります。
仕事に趣味に忙しい人でも、「空いた時間に英会話を習いたい!」と言う気持ちさえあれば始められるのがオンライン英会話です。
最初に無料レッスンをお試しできるところも多く、英会話初心者の人でも気軽に始められるところも安心です。
オンライン英会話のメリット
「いつでも」「早く」「手軽に」始められるオンライン英会話にはメリットがたくさんあります。
そのメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
- スマホがあればSkypeでレッスンが受講できる
- 24時間365日レッスンが受講できるところもある
- 深夜や早朝しか時間がない人でも受講可能
- 使用する教材が無料の場合が多い
- 1回のレッスンが100円を切るものがあるなどリーズナブル
- レッスン開始直前の予約も可能
- お試しの無料レッスンを受けられる
オンライン英会話のデメリット
手軽に始められるオンライン英会話は魅力的ですが、デメリットがある場合もありますので注意が必要です。
全てのオンライン英会話に当てはまることではありませんが、始める前にデメリットもある可能性があることを知っておきましょう。
- 教師の質にばらつきがある
- 講師の出身国によって発音やイントネーションが異なる
- 毎回のレッスンが同じ講師になるとは限らない
- ネット環境が悪いと受講できない
オンライン英会話が向いている人と利用法
オンライン英会話が向いている人は、仕事や趣味に忙しい人です。
あなたは当てはまりますか?
- 忙しいけど自分磨きもしたい頑張り屋さん
- 無駄なお金は使わずに効率的に英語を習いたい人
- 自宅や職場の近くに英会話を習う教室がない人
- 昼休みや通勤時間に楽しみながら英会話を学びたい人
忙しくても前向きなあなたには、こんな利用法がお勧めです。
- 出勤前に早朝レッスンを受けて身も心も目覚める!
- 昼休みにライバルに差をつける!
- 仕事終わりに自宅でレッスン!
- 休日の気分転換に!
地道にコツコツ派のあなたは「英語教材」
世の中には色々なタイプの人がいて、その人に合った方法を選ばなければ、失敗はしないまでも「いらない遠回り」をする可能性があります。
とりあえず飛び込んで実践で揉まれながら覚えることが得意な人もいれば、自分のペースで地道にコツコツ基礎から学んだ方が実力を発揮できる人もいます。
英語教材は、地道にコツコツと自分のペースで勉強する人のためにピッタリの方法です。
英語教材のメリット
英語教材のメリットは、ズバリ「自分のペースで勉強ができる」ことです。
毎日コツコツ、1日の勉強時間は少なくても毎日続けることができる人にとっては、自分で勉強のペースを作ることができるのは魅力です。
また、最初に自分の勉強したい項目(英会話、資格など)を選ぶことができるので、明確な目標を持ちながら勉強を続けることができます。
英語教材のデメリット
英会話教材のデメリットは、自分で勉強を続けるのが苦手な人は続かないと言うことです。
自分のペースで勉強ができるのが英語教材のメリットですが、オンライン英会話のようにリアルタイムでわからないところを質問したりできないので、基本的には自分で解決する必要があります(アフターフォローのサービスがあるところも多数)。
そして、基本的には「読む」「書く」「聞く」ことが中心になるので、「話す」ことを学ぶことはできません。
まとめ
お勧めは、英会話教材を中心に勉強をしつつ、空いた時間で割安なオンライン英会話で「話す」ことを学ぶと、より効果的に英語力をつけることができます。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで通訳ボランティアとして活躍するためには、「読む」「書く」「聞く」「話す」全てのスキルを兼ね備えておく必要があります。
そのためにも、しっかりと自分に合った方法を選ぶことが必要です。