通訳は現場でどんな状況にも対応できるように、大きなカバンを持ち歩く人もいます。
多くの通訳者は、その現場現場で必要なものや自分が仕事しやすいようにするためのアイテムなどを準備するなど、様々な工夫をしています。
そこで、仕事ができる通訳者が持っている「7つ道具」をご紹介します。
目次
”できる”通訳者が持つ「7つ道具」
パソコン・タブレット
頻繁に出歩くため、ノートPCを持ち歩いてメールチェックをしたり、使用する資料の確認をしたりします。
今はさらに手軽に持ち運びができるタブレットを持ち歩く通訳者も増えています。
電子辞書
わからない単語が出てきたときに使用します。
通訳中は使えませんが、準備時間やパートナーが通訳している間などに調べます。
見出し語の多い高性能辞書がおすすめです。
イヤホン
同時通訳機器の備え付けがある場合もあるが、多くの通訳者は自分の耳に合ったイヤホンを持参しています。
ストップウォッチ
同時通訳でペアを組んだ際に、パートナーとの交代までの時間を計るときにときに使用します。
メモ帳
逐次通訳なら大切なキーワードを、同時通訳の場合には間違えやすい名前や数字などの固有名詞をメモします。
メモ帳は小さいものよりも大きめのものをお勧めします。
ペン
途中でなくならないように複数持つようにしましょう。
資料にラインを引いたり、色を変えて強調するなど、用途によって使い分けましょう。
オペラグラス
広い会場でスクリーンなどに映し出される映像や資料などを見るために必要となります。
オリンピック会場などは広いので必須アイテムです。
スポンサーリンク
通訳者として備えておくべき心構え
通訳者として仕事をするためには、必要な道具もありますが、それ以上に必要なスタイルや心構えがあります。
- 清潔感のある服装
- 清潔感のある髪型
- 清潔感のあるメイク
- 動きやすい靴
- TPOをわきまえた服装(スーツ、カジュアルの使い分け)
- A4サイズの資料や7つ道具が入るしっかりとしたバッグ
また、7つ道具以外にも、持ってて便利な道具がいくつかあります。
付箋・クリップ、USBメモリ、のど飴などを持ち歩いている人も多いようです。
注意事項
通訳会社などのエージェント経由で受けた仕事で、個人の名刺を差し出すことはNGです。
もしクライアントから「次は直接お願いしますよ」と言われてもお断りするのがエージェントに対する筋です。
ここで個人として仕事を受けてしまうと、エージェントとの信頼関係は崩れてしまい、長期的な目線での仕事の受注はできなくなってしまいます。