通訳案内士(通訳ガイド)の仕事に必要なものとして有名なものには、以下のようなものが挙げられます。
通訳案内士(ガイド)免許証
筆記用具
携帯電話、充電器
資料を入れるファイル
地図
名刺 など
この他にも、外国人観光客にプレゼントする折り紙、ツアーパンフレット、のど飴などがありますが、最近ではタブレットを使ってガイドをするという人も増えてきています。
そこで、タブレットには通訳案内士にとってどんな利便性があるのか、またデメリットなども踏まえて見ていきましょう。
目次
通訳案内士の仕事にタブレットでできることとは?
上でも少し挙げましたが、通訳案内士の仕事には、いくつかの必需品があります。
この必需品は主に、「ガイド中に必要となるもの」と「ガイド前に準備していたもの」の2つに分けることができます。
携帯電話や筆記用具は当日ガイド中に必要になるものです。
そして、資料などはガイド前日までにまとめておき、それらをまとめたファイルを持って当日のガイドに臨みます。
タブレットがあれば持ち運ぶ資料が少なくなるから楽にガイドできる
今でも必要な資料をまとめてプリントアウトし、当日ファイルに入れて持参して使用する人がほとんどです。
しかし、これらの資料をプリントアウトせずにタブレットに保存して持ち歩くことができれば、必要なときに資料を呼び出しお客様に見せることができます。
資料が少なくなるメリット
- 資料が少なくなり、荷物が減るので疲れにくい
- 資料を探す手間が省け、スムーズにガイドができる
- 文章だけでなく、写真や動画なども保存できるので、お客様に魅力的なガイドができる
タブレットがあれば地図も見やすい
ガイド中には必ず案内先の地図を持参します。
1か所だけならいいのですが、複数の地域にまたがってガイドする場合、たくさんの地図やガイドブックを持ち運ばなければいけません。
そうした場合でも、タブレットにGooglemap(グーグルマップ)などのアプリが入っていれば、大きな画面で間違えずに道案内することが可能です。
また、地図をお客様と一緒に見たりしてコミュニケーションを取ることもできます。
ガイド中に必要なガイドブックや資料となる書籍が欲しい場合には、AmazonKindle(アマゾンキンドル)などを利用すれば、タブレットで書籍を購入し、そのまま閲覧することも可能です。
GoogleマップとAmazonKindleとは?
タブレットがあれば、SNSを通じてリピーターや紹介に繋がる!
タブレットを使って、お客様とその場でより濃密なコミュニケーションを取ることもできます。
自分のブログを見せたり、お客様とfacebookやTwitterで交流することができたり、メール交換したりすることができます。
コミュニケーションツールとして使う!
- SNSでの交流がリアルタイムででき、リピーターや紹介に繋がりやすい
- もちろんメール機能も使えるのでプライベートでの交流も
タブレット使用で知っておきたいデメリット
通訳案内士の仕事でタブレットを使用するとき、いいことばかりではありません。
いくつかあるデメリットも知っておくことで、より効果的にタブレットを使うことができるようになります。
意外と重い(重量がある)
例えば、こちらのタブレット(iPad)ですが、
重さは435gと、500mlのペットボトル1本とほぼ同じ重さです。
少しの時間なら問題ないですが、長時間タブレットを持っていると腕が疲れてしまいます。
実際に使うときの持ちやすさ、画面の保護、立て掛けて使用するなどのことを考慮して、薄型で超軽量のケースを準備しておくといいでしょう。
バッテリーの充電時間を気にする必要がある
タブレットはコードレスですので、使用しているとバッテリーの充電がどんどん減っていき、最終的には充電が切れて使えなくなってしまいます。
先ほどのiPadの場合、メーカーの指定しているバッテリー寿命は約10時間となっています。
ただし、これは電波状況や使用頻度などを考慮すると、10時間以下となることが予想されますので、1日10時間以上のガイドの場合にはバッテリーの寿命にも気を遣う必要があります。
このような場合、持ち運び可能な蓄電池を準備していれば、ちょっとした空き時間などを利用してタブレットを充電することができます。
このタイプの蓄電池を自宅などでフル充電しておけば、iPad Airに約1回、Galaxy S6に約2回半、iPhone 6sに約4回、その他ほとんどのスマートフォンに複数回の充電が可能です。
重量も1つで180gと軽量ですので、バッグに1つ入れておくと安心ですね。
インターネットの通信環境に左右される
タブレットはインターネットに繋がっていてこそ、その効果が発揮されます。
ガイド中にインターネット接続されたタブレットを使うためには、Wi-Fiを利用する必要があります。
Wi-Fiの端末を持ち運べば、外出先でも通信エリア内であればインターネットを利用することができますが、Wi-Fi電波の届かない地域や混雑状況によっては、利用できなかったり通信が途切れてしまうことがあります。
また、フリーWi-Fiと言われる無料のWi-Fi電波を発信しているエリアもありますが、まだまだ日本国内でそのような場所は少なく、また無料Wi-Fiに便乗して個人データを抜き出されてしまうなどの危険性もあるので、個人でWi-Fiを利用したほうがいいでしょう。
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安定的な通信速度以外にも、注目すべきポイントがいくつもありますが、何と言ってもキャッシュバックでしょうか。
契約して20日以内であれば、無料でキャンセルもできるので、この期間中に色々な場所に出かけて、通信エリアや通信状況を確認しておくといいでしょう。
詳しくはオンライン英会話でWi-Fiを使うならWiMAX2がおすすめな理由にまとめていますのでご覧ください。
まとめ
通訳案内士(通訳ガイド)として仕事をするにあたって、タブレットを持つことでのメリットは多いと感じます。
デメリットもありましたが、これらもしっかりとした対処法がありますので、上手に活用していきたいものです。
特に、時間が経過するにつれてお客様との距離が縮まってくると、お互いのメールアドレスを交換したり、SNSのアカウントを共有したりすることもあります。
この「SNS」の利用の仕方で、リピーターになってくれるかどうか、紹介が出るかどうかも変わってきます。
他の通訳案内士との差別化を図る意味でも、タブレットを上手にガイドに役立てましょう。